EDIをより詳しく知ろう
EDI用語集
A
ANSI X12
American National Standards Institute X12の略。米国のEDI標準規格で、金融・物流・医療など多業種で利用されています。
API連携
Application Programming Interfaceの略。システム間でデータを自動連携する仕組み。リアルタイムな受発注や在庫照会などの実装に適しています。
AS2
Applicability Statement 2の略。電子署名と暗号化に対応したインターネットEDI通信方式で、高いセキュリティを備えます。
B
BACREX
サイバーリンクが提供する企業間データ交換のためのプラットフォーム/EDIサービスの名称です。
受発注・請求などのメッセージ連携と運用管理を支援します。
BMS(流通BMS)
Business Message Standards(流通BMS)の略。日本の流通業における標準EDI仕様で、受発注・出荷・請求などを共通フォーマット化します。
C
ChainFlow
サプライチェーン領域に焦点を当てた富士通が提供する統合EDIサービスの名称です。
受発注・請求などのメッセージ連携と運用管理を支援します。
CII
日本国内でEDI(電子データ交換)の標準化を推進していた「産業情報化推進センター(CII)」が定めたEDIのデータ形式に関する規約です。
企業間取引における請求書や発注書などの情報を標準化されたフォーマットで電子的に交換するための、実質的な国内標準として用いられてます。
E
EAI
Enterprise Application Integrationの略。企業内の異なるシステムを連携・統合する考え方および仕組みです。
EDI
Electronic Data Interchangeの略。企業間で商取引データを電子的に交換する仕組み。受発注・出荷・請求・支払などを定型フォーマットでやり取りします。
EDIFACT
Electronic Data Interchange for Administration, Commerce and Transportの略。国連主導の国際標準EDIメッセージ形式です。
ebXML
Electronic Business using eXtensible Markup Languageの略。XMLベースで商取引メッセージやプロセス、相手先発見などを包括的に規定する国際標準です。
F
FTP
File Transfer Protocolの略。インターネットでファイルを転送する基本プロトコル。現在は暗号化対応のSFTPが主流です。
H
HULFT
セゾンテクノロジーが提供するファイル転送ミドルウェアの名称です。
異種システム間の大容量・高信頼のデータ連携を支援し、再送制御や到達確認機能を備えます。
I
IDoc
Intermediate Documentの略。SAPでEDIデータを扱うための内部フォーマット。各種標準や自社形式との変換に用いられます。
J
JSON
JavaScript Object Notationの略。軽量で可読性の高いデータ形式。API連携やモダンなEDI実装で普及しています。
JX手順
日本国内で広く利用されるEDI通信手順の名称。専用線やVPNを介した伝送で、相互接続性が確立されています。
O
OFTP2
Odette File Transfer Protocol 2の略。欧州自動車業界を中心に採用されるEDI通信プロトコルです。
R
REST API
Representational State Transfer Application Programming Interfaceの略。HTTPメソッドとリソース指向設計に基づくAPI方式で、疎結合・拡張性に優れます。
REXASS
サンレックスが提供する企業間データ交換のためのプラットフォーム/EDIサービスの名称です。
受発注・請求などのメッセージ連携と運用管理を支援します。
S
SFTP
SSH File Transfer Protocolの略。SSHによる暗号化ファイル転送。セキュアで、現行EDI通信の主流です。
T
TWX-21
日立が提供する企業間データ交換のためのプラットフォーム/EDIサービスの名称です。
グローバル化と変化の時代の企業間業務を支援するEDIサービスです。
U
UN/EDIFACT
United Nations / Electronic Data Interchange For Administration, Commerce and Transportの略。国連主導の国際標準EDIで、輸出入・物流などで採用されています。
V
VAN
Value Added Networkの略。EDI通信を中継・管理するネットワークサービスで、監視・再送・証跡管理などの付加機能を提供します。
W
WebEDI
Web based Electronic Data Interchangeの略。ブラウザ経由でEDIを実現する方式で、導入・運用のハードルが低いのが特徴です。
WebAPI
Web Application Programming Interfaceの略。HTTP/HTTPSでシステム間データを交換する仕組み。リアルタイム連携や双方向通信で利用されます。
X
XML
Extensible Markup Languageの略。構造化データを記述する汎用フォーマット。EDIやAPIのデータ交換で広く利用されます。
あ
アーカイブ管理
EDIでやり取りしたデータを長期保存・検索できる仕組み。電子帳簿保存法やインボイス制度対応に不可欠です。
い
イベント駆動型EDI
在庫変動や発注などのイベント発生をトリガーに、即時にデータを送信する方式です。
インターネットEDI
インターネット回線を利用してEDI通信を行う方式。専用線より低コストで柔軟に運用できます。
インボイス制度対応
適格請求書保存方式に対応したEDI機能。電子的な請求データの保存・検索・税区分管理を行います。
え
エラーハンドリング
通信エラーやデータ不備を検知し、自動で再送・通知を行う機能です。
お
オンプレミスEDI
自社サーバーにEDIを構築する方式。セキュリティ管理は容易ですが、保守コストが増加しがちです。
か
可用性
EDIシステムの安定稼働率を示す指標。重要業務では高い可用性が求められます。
監査ログ
送受信データや変換履歴を記録する仕組み。トレーサビリティや監査に活用されます。
く
クラウドEDI
クラウド基盤で動作するEDIサービス。初期投資が抑えられ、短期間で導入できます。
こ
コミュニケーションプロトコル
EDI通信のルール。AS2、SFTP、OFTP2、JX手順などが代表的です。
コード変換
取引先ごとに異なるコード体系(商品、拠点等)を自社コードへ変換する処理です。
個別EDI
取引先ごとに仕様や方式が異なるEDI。柔軟性がある一方、運用負荷が増えます。
固有ファイル
取引先やシステムごとに独自定義されたレイアウトのデータファイル。EDI連携ではマッピングや検証ルールの個別設計が必要です。
さ
サプライチェーンEDI
サプライチェーン全体で在庫・納期・出荷などの情報を共有するEDIです。
し
受発注データ
EDIで多く扱われる取引情報。発注書・納品書・請求書などを電子化します。
せ
セキュリティ認証
通信相手の正当性を確認する仕組み。電子証明書やデジタル署名を用います。
全銀TCP
全国銀行データ通信システムにおけるTCP/IPベースの通信方式。企業と金融機関間のデータ連携や振込データ交換で利用されます。
全銀TLS
全国銀行データ通信システムにおけるTLS(暗号化)通信方式。従来の全銀TCPに暗号化・認証を加え、安全性と互換性を高めます。
そ
双方向通信
発注・納品・請求などを双方向でやり取りする通信形態。リアルタイム化に寄与します。
て
データマッピング
項目名や桁数の対応関係を設計する作業。変換精度と保守性を左右します。
データ変換
自社フォーマットとEDI標準フォーマットを相互変換する処理です。
電子帳簿保存法
電子データで取引情報を保存するための法制度。EDIデータの保存要件が定められています。
と
トランスレータ
EDIデータを他形式へ変換するソフトウェアです。
独自手順
特定企業やコンソーシアムが独自に定めた通信手順やメッセージ仕様の総称。標準手順に比べて互換性が限定される一方、要件特化の実装が可能です。
の
納品データEDI
納品書や検収データをEDI化する仕組み。製造・物流分野で導入が進んでいます。
ひ
標準EDI
業界共通フォーマットを使用するEDI。個別EDIに比べ運用負担が小さいのが特徴です。
ふ
フォーマット定義
EDIメッセージの構成を定める仕様。レイアウト・桁数・区切り文字などを規定します。
フロー制御
受信→変換→登録→通知など、EDIの工程を順序立てて自動実行する仕組みです。
プロトコル変換
異なる通信方式間(例:AS2⇔SFTP)でデータを中継・変換する処理です。
へ
ベンダーコード
取引先や供給者を識別するためのコード。EDIでは相手先特定に用います。
ま
マイグレーション
既存EDIシステムを新環境へ移行すること。通信方式や運用ルールの変更を含みます。
マッピングルール
データマッピングにおける変換規則。項目対応・補完値・桁調整などを定義します。
り
リアルタイムEDI
取引発生のタイミングで即時にデータ送受信する方式。APIやイベント連携と相性が良いです。